top of page

建築士と建築施工管理技士の違いとは?

混同されがちな「建築施工管理技士」と「建築士」の違いについて解説します。

まず、それぞれ専門分野が違います。

建築施工管理技士:現場管理のスペシャリスト

建築施工管理技士の仕事は、建設現場での工事の指揮・監督、計画通りに工事が行われているか等、施工管理をすることが主となります。

施工計画、工程管理、品質管理、安全管理を行うスペシャリストです。

一級建築施工管理技士は全現場、工程にて施工管理が行えます。

 

建築士:設計・監理のスペシャリスト

建築士は建築の設計・監理者として必要な資格です。

建築士の仕事は、建物や建物設備の設計を行い、工事が設計図通りに実施されているかにすいて現場の監督を行うことができる仕事です。

建築士が監督業務を行える範囲は、建築施工管理技士に比べ限定的です。

 

よくどちらが上の資格なのかという話も耳にしますが、実際はどちらが上ということはありません。

建築士は設計のことはわかりますが、工事のことはそこまで詳しくありません。

一方で施工管理技士は工事のことはわかりますが、設計のことは詳しくはありません。

​それぞれの適した持ち場で力を発揮することで、建物ができあがります。

 

Produced by 株式会社スペースR 大阪府知事 許可(般−5)第161105号

bottom of page